ぼくらは懸命に恋した。透明人間だった、この街で。

受賞歴

Trailer

Comment

日本でも圧倒的な女性支持!感動の声 続々と!

幸せを掴もうとするたびに
彼らは伸ばした手を振り解かれ 身体中傷だらけだけれど
その瞳には力が宿り 大切な者を捕らえて決して離さなかった。
私たちはあんな目をしていますか?
私たちは幸せなんでしょうか?

YOU(タレント)

移民を扱った映画は重苦しく、腰が引ける人が多いと思うが、
この作品のキャラクターたちは親しみやすく、物語も掴みやすい。
子供たちが観てもいい作品だと思う。
私は、主人公一家が「ママの味のブリトー屋」を営むことに疑問を抱いていなかった。
でも彼らはメキシコ人ではないし、ブリトーなんて馴染みもない。
彼らが沈黙のまま受け入れている数々のことを、
私もまたきっとたくさん見逃しているのだろう。
何とか居場所を保とうと、柔和に微笑みながら粛々と暮らす
「どこかから来た人」が私たちの周辺にもたくさんいる。
彼らが、隅の方で国の言葉でこっそり囁き合っている言葉を、
耳を澄まして聞けるような映画だと思う。

西川美和(映画監督)

不法滞在・差別・強制送還への不安な毎日
描いていたAmerican Dreamとはあまりにもかけ離れたNewYorkの現実の中で、
それでも夢を追いかけて生きて行こうとする二人の兄弟とその母親
これがこの時代で起きている事の不条理さに怒りと悲しみで心が痛みます
その中でも親子の絆と深い愛情に救われます

土屋アンナ(モデル・シンガー・アーティスト)

大都会NY、希望を抱く人々。
だが、現実は残酷の斧を振り翳し、人権を破壊する。
笑顔の裏側で泣く2人の道化師が愛した2人の女性。
ここにいるのにここにいない感覚に蝕まれていく心は
いつしか透明人間と化した。現代社会そのものの写し鏡だ。

サヘル・ローズ(俳優、タレント)

ニューヨークオールドアパートメントを見て
ポール&ティト親子にメッセージを届けよう!


#ニューヨークオールドアパートメントもしくは
#ポール&ティトで都会で踏ん張っている人、
親子寄り添い頑張っている人などなど、
国籍問わずあなたの熱い思いを制作スタッフを通じて
本人たちへ届けます!日本語でもOKです。

NYの街で<透明人間>として扱われる母と子 それでも懸命に夢をみて、働いて、恋をして やがて彼らに不穏な足音が忍び寄ってゆく

Introduction

大都会で見つけたのは、あたりまえじゃない家族の愛だった。

安定した生活を夢見て南米からNYに移り住んだ母と双子の兄弟。不法滞在で“何者でもなかった”彼らが、初めて恋をし、一人の人間として認められ、成長することで、はじめて自分として生きる意味を見出していく。NYの街並みとともにウィットに富んだ詩的な美しさに満ちた映像美と、ひたむきに生きる母の強さと息子たちのピュアな笑顔が欧米の映画祭を席巻した。理不尽で不条理な世の中にくじけそうになることもあるけれど、大切なものだけは決して失わない。
これは、混沌とした時代だからこそ求められる希望の物語。

Story

ぼくはNYで透明人間になった…

幸せを掴むために祖国ペルーを捨て、ニューヨークの片隅で不法に暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子のポールとティトも語学学校に通う傍ら、配達員をしながら家計を支えていた。不法滞在者である彼らにとって現実はあまりにも厳しく、お金の問題に加えて見つかれば国外追放されてしまうという恐怖が常に付きまとっている。市民権もなく何の力もない自分たちを「透明人間」と呼び、息をひそめて生きていた。
二人はある日学校で、神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと出会い、恋に落ちる。しかしクリスティンはコールガールという一面を隠し持っていた。一方、母ラファエラは、ウェイトレスの生活に疲れ果てた時、客の白人男性に声をかけられる。恋なんて葬り去っていたラファエラだが、安定を約束するという口車にはまってしまい、自分たちのアパートを提供して男と一緒にチキンフード店を開業する。それぞれが恋に落ち、辟易していた毎日に<希望>を見出したかのように思えたのだが…。NYという大都会で出会う人々の欲望と心の闇が次々と露になり、母子3人は最も恐れていた事態に直面し、引き裂かれてしまう。仕事を抱えながら息子たちを必死に探すラファエラ。果たして、母子3人は再会することができるのか?

Cast

ポール役:アドリアーノ・デュラン / ティト役:マルセロ・デュラン

南米ペルーの全国オーディションで選ばれたシンデレラボーイは〝本当の双子″大学でアドリアーノは医学、マルセロはシステム工学を専攻。LOS MORDOSというロックバンドで兄弟で活動する中、本作が2人にとって映画デビュー作となった。ポールとティトの役を演じるために初めての基本的な演技指導を受けたのだが、監督は生の彼らの表情が作品の価値を高めることを確信していた。実際にお芝居未経験ならではのピュアな表情が、二人の虜にさせる。

母・ラファエラ役:マガリ・ソリエル

南米系実力派女優。主演作「MILK OF SORROW」は2009年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞、米アカデミー賞にノミネートされる。ペルーのアンデス山脈にある小さな農場で暮らしながら女優業に取り組んでいる。本作では都会っ子には負けない反骨精神をもつ移民の若い母を熱演。

エドワルド役:サイモン・ケザ―

スイスの大ヒット作『ZWINGLI』(2018年)や大ヒットシリーズ『DERBESTATTER』に出演。ベテラン個性派俳優ならではの心底憎めないペテン師を見事に演じきり、ストーリーを左右する重要なポジションだが、ポールとティトの純粋なキャラクターを見事に引きたてた。

クリスティン役:タラ・サラー

アメリカ・ヨーロッパ映画界注目の若手女優「タラ・サラー」2019年に大手テレビ局HBOの『SUCCESS』に出演。一躍実力派女優として認められる。英語ドイツ語フランス語のバイリンガル。本作ではポールとティトの双子を虜にするミステリアスな美女を好演した。

director

マーク・ウィルキンス

ウィルキンス監督は現在ウクライナ・キーウ在住。
戦禍の街から、世界のみなさんに伝えるべきことが、
本作NOAにちりばめていると言います。

スイス生まれ。CMディレクター出身。CMの集大成として2009年にカンヌ金賞を受賞。その後ニューヨークを拠点に映画制作にシフトし、ショートフィルム『ホテル・ペンシルベニア』は、2013年に権威あるクレルモン・フェラン映画祭でワールドプレミア上映され、世界で多くの審査員賞と観客賞を受賞した。ウィルキンソン最後の短編映画「ボン・ヴォヤージュ」はパームスプリングス映画祭でプレミアム上映され、最優秀フィクション短編映画 審査員賞を受賞。ボン・ヴォヤージュは世界42の賞を受賞し、第89回アカデミー賞にノミネートされた。ニューヨーク暮らしののち、現在は戦禍の街ウクライナ・キーウで家族と暮らしている。