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FEAST -狂宴-

宴が、はじまる―
フィリピン映画界の鬼才
			ブリランテ・メンドーサ監督最新作
監督:ブリランテ・メンドーサ 
		出演:ジャクリン・ホセ、ココ・マーティン、リト・ラピッド、グラディス・レイエス
		2022年/香港/タガログ語、パンパンガ語/104分/カラー/シネスコ/原題:Apag(英題:FEAST)
		後援:フィリピン政府観光省 配給:百道浜ピクチャーズ Gマーク
		© 2022 HONG KONG PICTURES HEAVEN CULTURE & MEDIA COMPANY LIMITED .All RIGHTS RESERVED.
息子の罪を庇う裕福な加害者家族と、全てを失った貧しき被害者遺族。
		遺族を使用人として雇い始まった奇妙な共同生活の辿り着く先とは?
3.1(FRI)ROADSHOW
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監督:ブリランテ・メンドーサ 
		出演:ジャクリン・ホセ、ココ・マーティン、リト・ラピッド、グラディス・レイエス
		2022年/香港/タガログ語、パンパンガ語/104分/カラー/シネスコ/原題:Apag(英題:FEAST)
		後援:フィリピン政府観光省 配給:百道浜ピクチャーズ Gマーク
		© 2022 HONG KONG PICTURES HEAVEN CULTURE & MEDIA COMPANY LIMITED .All RIGHTS RESERVED.
息子の罪を庇う裕福な加害者家族と、全てを失った貧しき被害者遺族。
		遺族を使用人として雇い始まった奇妙な共同生活の辿り着く先とは?
3.1(FRI)ROADSHOW

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INTRODUCTION

エンドロールを迎えた時、あなたの心があぶりだされるー

『ローサは密告された』など、フィリピンの暗部をえぐり、社会問題や社会的リアリズムを通してそこで強くたくましく生きる庶民の姿をリアルに描いてきた鬼才ブリランテ・メンドーサ監督。新たな境地とも言える本作は、フィリピンの田舎町で巻き起こった交通死亡事故から始まる当事者家族同士の心の機微と赦しをテーマに描いた家族ドラマである。

凝り固まった映画ファンの映画的常識に挑む野心作

人はどう罪と向き合い、どう赦し、そして生き直せるのか? 本作はただのハートフルムービーではなく、不穏な雰囲気とともにストーリーは次々と観るものの予想を裏切る展開を見せ、抒情的な映像の奥で、大きな疑問符をわれわれ観客に突きつける。
本作は観る者の慈悲の心を問い、そして観客の凝り固まった映画常識への挑戦的な作品であるとも言える。
国民的スター、ココ・マーティンや東南アジアで初の主演女優賞を獲得したジャクリン・ホセなど、フィリピンを代表する俳優陣が共演。また、東南アジアの色鮮やかな野菜や肉・魚を使ったフィリピンの郷土料理が沢山登場するところも見どころだ。

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STORY

息子が起こした交通事故の罪を被り、刑務所に収監されていた家族の長の帰還を祝う宴の準備が進められている。収監されている間、妻と息子は、協力しあって家族と家計を守り、亡くなってしまった男の妻と子供たちを引き取り使用人として面倒を見ていた。しかし、宴の日が近づくにつれて後ろめたさと悲しみが再びあらわれ、「失った者」と「失わせた者」との間の平穏はかき乱されていく…

FEAST
ココ・マーティン
ジャクリン・ホセ
リト・ラピッド
グラディス・レイエス

CAST

ココ・マーティン
ココ・マーティン

1981年11月1日生まれ、フィリピン、マニラ・サンタクルス出身。「プリンス オブ フィリピンインディーフィルム」の愛称で呼ばれる大人気俳優。出演した主な作品は、『TAYONG DALAWA』(09)、『MINSAN LANG』(11)、『WALANG HANGGAN』(12)などがある。平均視聴率40%を誇り、2015年9月~2022年8月まで全1696話放送されたフィリピンの国民的人気ドラマ「プロビンシャノ」の主演を務め、国民的スターの地を不動のものとした。

ジャクリン・ホセ
ジャクリン・ホセ

1964年3月16日生まれ、ルソン島アンヘレス出身。『WHITE SLAVERY』(85)、『マッチョ・ダンサー』(88)などに出演し頭角を現す。その後、活動の場をテレビにも広げ、ゴールデンタイムに放送されたフィリピンの長寿テレビシリーズで人気女優の仲間入りを果たす。『A SECRET AFFAIR』(12)ではフィリピンのアカデミー賞FAMAS 賞で最優秀助演女優賞を獲得。『ローサは密告された』にてカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。ブリランテ・メンドーサ監督作品には欠かせない存在となっている。

リト・ラピッド
リト・ラピッド

1955年10月25日生まれ。フィリピン、パンパンガ州ポラック出身。スタントマンとして映画業界に参入し、その後俳優として数多くのアクション映画などで活躍し、有名となる。 1992 年から 1995 年までは副知事、1995 年から 2004 年までは知事を務めるなど、政治家としてのキャリアも積んだ。

グラディス・レイエス
グラディス・レイエス

1977年6月23日生まれ。女優、テレビ司会者、起業家、コメディアンとして活躍。子役としてキャリアをスタートし、1990 年代のテレビシリーズ「マラ クララ」の主役の悪役娘「クララ」を演じて名声を博す。敵役を演じる最も有名な女優の一人として知られている。別名プリメーラ・コントラビダとしても知られている。俳優のクリストファー・ロクサスと結婚している。

STAFF

監督:ブリランテ・メンドーサ
監督:ブリランテ・メンドーサ

1960年7月30日生まれ。フィリピン、サン・フェルナンド出身。初長編監督作品『マニラ・デイドリーム』(05)がロカルノ国際映画祭のビデオ部門金豹賞などを受賞し世界に名を知られるようになる。『サービス』(08)が、フィリピン映画として84年以来のカンヌ国際映画祭コンペ出品作となり、『キナタイ─マニラ・アンダーグラウンド─』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『グランドマザー』(09)で第66回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品。イザベル・ユペール主演『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』(12)が第62回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界三大映画祭のコンペティション部門出品を果たす。『ローサは密告された』では第69回カンヌ国際映画祭にて主演女優賞を獲得。「ドキュドラマ」というカテゴライズにされることが多いフィリピン映画「第3黄金期」を牽引する監督である。フィリピン初のNETFLIX犯罪ドラマ『AMO 終わりなき麻薬戦争』(18)も監督。その他、『アルファ、殺しの権利』(18)、尚玄を主演に迎えた『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』(21)などがあり、北海道で撮影を行った『CHAMELEON カメレオン』が公開を控えている。